通信制看護学生 看護師国試前の不安 ②勉強に集中できない

看護師国試対策

こんにちは。cocoです。

さて今回は「看護師国試前の不安 ➁勉強に集中できないことについて」です。

私も看護師国試前にはいろいろなことが頭の中に浮かんできて、勉強に集中したいのにできないということがありました。

その経験もふまえ、どう対応したかを書いていきたいと思います。

看護師国試前に勉強に集中できないのには理由がある

勉強に集中したいのに出来ない理由にあげられるのは、勉強している最中に迷いが生じるからです。

この勉強中の「迷い」にはいくつかのパターンがあります。

✓➀必修問題レベルの勉強をすべきか一般・状況設定問題レベルの勉強をすべきか迷う
✓➁今勉強している科目より他の科目(特に自分が苦手と思う科目)をした方がいいのではと迷う
✓➂今勉強している範囲が、看護師国家試験に出題されるだろうかと迷う

これらの迷いが生じる結果、勉強に集中できなくなってしまいます。

これらの迷いの厄介なところは、
➀で例えるならば、必修レベルの勉強はいったん置いといて、一般・状況設定問題レベルの勉強に切り替えたとしても、反対の迷いが生じることです。(この場合、やっぱり必修レベルの勉強をした方がいいのではとまた迷う)

そう、迷いがループになってしまいます。そうなると「もうどこから勉強していったらいいのか分からない」とプチパニックになる可能性もあります。

ではどう対応するのがよいか、対応策を書いていこうと思います。

まずは勉強したことが「視覚」で分かるようにしておく

「迷い」に対して切り替えたとしても、今度は反対の迷いが生じるように、考えないようにしようと思っても考えてしまうから困ります。

そういう時に頼りになるのが、勉強した「記録」です。

まず最初にやって欲しいのは実際に勉強した範囲がわかるよう記録し、「視覚化」しておくことです。

参考に書いておくと私の場合

・スマートフォンのアプリを活用
・Excelで作成

この2つの方法で行いました。

アプリはStudyplusという無料のアプリを使用しました。
(最初はこのアプリを知らなかったので途中から使用しましたが、最初から知っていたら、Excelは作成しなかったと思います)

これは使用した教科書や問題集などをバーコードで登録でき、また勉強時間の入力もタイマーでそのまま入力したり、タイマーを忘れていたら手入力することも可能です。勉強した内容と時間がグラフ化したレポート表示もあるので、活用しました。

手軽にできるのと綺麗に視覚化されて勉強内容・時間を管理できるので、おすすめです。

ではアプリがあるのになぜExcelで作成したのかというと、もともと入学してから卒業するまでのレポートや修了試験など、勉強についての進捗状況などをすべてExcelで管理していたので、そのまま看護師国試の勉強にも応用したからです。
(最初にアプリの存在を知らなかったのも理由の1つですが)

参考までに書いておくと、列には日付を、行には範囲を分類したものを作成しておき、その日勉強した枠を色付けしていくだけです。(列・行は自分が作成しやすい方でいいと思います)

そしてレポートの作成の時から習慣づけていましたが、看護師国試の勉強の時も

まず勉強する前にその一覧を見る

ことから始めていました。そうすれば、自分がどこをどのくらい勉強したのかが、一目瞭然で分かるからです。こういった方法で「視覚化」してみる習慣をつけておくと、迷いが軽減されます。

次は、集中できないパターン別の対応策を書いていこうと思います。

集中できないパターン別の対策➀必修問題をすべきか一般・状況設定問題をすべきか迷った時

「必修」レベルの問題と「一般・状況設定問題」レベルの問題で悩んでしまうこともあります。

これは必修レベルの勉強をしている時は「もっと一般・状況設定レベルの勉強をした方がいいのでは?」と思いますし、反対に一般・状況設定レベルの勉強をしている時には「もっと必修レベルの勉強をしたほうがいいいのでは?」と思うのが、集中できない原因になります。

この場合、早期から必修問題に取り組んである程度必修レベルの問題を解くのに自信がついてきているのであれば

・「必修」レベルの問題は忘れないようにするためにも毎日必ず短時間でも取り組む
・「一般問題状況設定問題」は苦手分野と得意分野を交互に行う

で対応していけばよいのではと思います。

苦手分野と得意分野を交互に行う理由についての解説は通信制看護学生 看護師国試前の不安 ④どの分野から解いていけばいいのか迷う記事に書いています。

もし「必修」レベルの問題で不安があるのなら、まずは必修レベルの問題を確実にしていくために、必修レベルの問題の勉強時間を30分でもいいので増やして勉強していくといいと思います。

それは必修問題は80%が合格ラインで、この合格ラインをクリアしないと「一般問題・状況設定問題」でどれだけいい点数を取っていたとしても不合格になるからです。

となると、やはり必修問題を突破することが大事になってきます。

時間を増やしていくと自信にもつながるので30分も時間が取れないという方でも、毎日少しずつでも時間を増やすようにすればいいと思います。

集中できないパターン別の対策➁今勉強している科目より他の科目(特に自分が苦手な科目)をしようかと迷う 

これは母性や精神分野などを勉強している時に迷うことがありました。

「もっとメジャーで出題範囲の広い分野をした方がいいかも」という迷いです。

こういう迷いが生じた時は、勉強の最初にも見ていた「視覚化」されたアプリやExcelをもう一度見て、冷静になるようにしました。その自分の勉強記録と照らし合わせて、苦手分野と得意分野の勉強時間配分を変えることで対応し、勉強する時間は削らないようにしました。

例えば母性の勉強をしているのに、他の科目へ切り替えて母性の勉強時間を削ってしまうとします。すると、また同様に迷った時に母性の勉強時間が削られる可能性はあります。(一度削ってしまっているので)。そうなると今度はその母性の勉強時間が取れていないことに対する不安だけが増えてしまうことになりかねません。

そういう不安は受験前の精神状態としては避けたいものです。

なので削ってしまうより勉強時間配分を変えるほうがいいと思います。

短時間でも勉強しておいて記録しておくと「大丈夫、きちんとやっている」と自信にもつながり、また安心にもつながるので、勉強時間配分を変える方が良いと思いました。

集中できないパターン別の対策➂今勉強している範囲が、看護師国家試験に出題されるだろうかと迷う 

これもたまに頭に思い浮かびます(笑)

「看護師国試の問題は、当日になるまで分からない」と分かってはいても、不安から迷いも生じるのです。

そういう時は、「ああ、頭では分かっているつもりでも、やっぱり不安なんだな。きっとみんなそう思って迷っているんだろうな」と自分が迷っていることを否定せず認めるようにしました。

そう、誰もが迷うのです。いくら准看護師免許を持っていても、欲しいのは「准」のつかない看護師免許であるんだなと本当に思います。

おわりに

私は「勉強に集中できなくなる」のは、その人自身が悪いからではなく、「誰もが陥ること」だと思っています。

年1回しか行われない看護師国試の重圧を感じて、それでも頑張っている証拠なのだと思います。

なので、少しでも対応策が役に立てればいいなと思います。

よかったら参考にしてみてくださいね。

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