看護師国試対策 ②-1過去問を解く(使用した過去問集)

看護師国試対策

こんにちは、COCOです。今回は看護師国家試験対策の②-1 過去問を解く(使用した過去問集)について書いていこうと思います。

私が実際に使用した過去問集の種類は多くないのですが、よかったところや、どうやって選んだのかなどを紹介していきます。

問題集は解説を見てから選ぶ

問題集ですが、看護師国試前になるとたくさんの問題集が出版されます。

過去問題や予想問題集などたくさんあってどれを選んだらいいか迷うこともあると思います。

私自身も「何冊も買っても、解かないだろう」と思ったのと、決して安くはないので「無駄にしたくないな」と思ったので、考えて購入しました。

どの参考書にしても問題集にしても、全て希望が揃った完璧なものはなかなか見当たらないと思います。そこで、自分が重要としていること、何を優先させるかを考えることが必要です。

私の場合、何を優先させたのかというと「解答の解説」と「過去問題の掲載数」でした。

「解答の解説」は自分に合ったものを選んでよい

過去問題集を購入すると、その問題の解答と解説が掲載されています。どうしてその答えなのかを書いてくれているのですが、出版社によって書き方は様々です。

解答だけの解説をしているのか、他の選択肢についても解説があるかどうかで違ってきます。

過去問題を解くときに、最初は5段階でチェックしようとしていたので(通信制看護学生 看護師国試前の不安 ③前は解けた問題を間違えるの記事に5段階のチェック方法について少し書いています)、他の選択肢の間違いまできちんと指摘出来て初めてその問題を答えられるといえるのだと思っていました。

なので、他の選択肢についての解説がない場合自分で調べなくてはならなくなります。その手間は省きたいと思っていたので、他の選択肢についての解説があるものを購入することが決まりました。

また、解説自体についても自分に合う、合わないがあります。「あー、こういう書き方だと分かりやすい」と思うかどうかです。これは好みの問題でもありますが、全体の評価がいいものが必ずしも自分に合うとは限らないのです。

なので、実際に手に取って解説を読んでみて、納得できる解説であるかどうかというのは優先する項目でした。

過去問題の掲載数

過去問題は数が多すぎると、全て網羅できず「まだ全然出来ていない」と焦る原因にもなります。問題数が少ないと傾向を知るには心もとないと思います。

ネットなどで問題だけなら手に入れることはできると思いますが、過去問題集には「過去〇年分の過去問題掲載」といったように記載してくれているものもあります。

やはり過去5年分くらいは押さえておくといいのではと思います。

過去問題集で購入したのは3冊

過去問で購入したのは
✓クエスチョンバンク
✓クエスチョンバンク必修
✓さわ研の黒本問題集
の3冊でした。

このうち、メインで使用したのはクエスチョンバンクのシリーズで、何度も繰り返して解いてました。さわ研の問題集は赤本と黒本という2種類がありましたが、購入したのは黒本の方でした。ただ、問題数が多く、クエスチョンバンクと重なっている部分ももちろんあるので、全てを網羅して解くというより、スポット的に使用していました。(私が受験したのが2016年なので、現在は変わっているかもしれません。)

クエスチョンバンクの良かったところ(必修も含む)

クエスチョンバンクの良かったところは

✓解説が自分に合っていた
✓レビューブックと連携している
✓変動する数字(人口や平均寿命など)の問題は、受験する年度の数字に変えてくれている

ということでした。

クエスチョンバンクの解説は、私には合っていました。

1つ1つの問題・選択肢の解説は各社大差はないかもしれませんが、大きく違ったのは、「その問題がどういう系統の問題で、どこに視点をおくのか」について書いてあるという点でした。
 
本番で初めて見る問題であっても、「何を問う問題か?」と冷静に考えることができ、焦らずに答えを引き出せることができました。

国試で緊張している状態の時、問題を読んですぐ選択肢を見ると、知らない言葉が出てきた時にそれだけで「えー!知らない…」と焦ってしまうのが私の性格上予測できました。

そこで問題を読んだ後、選択肢をすぐ見るのではなく「これは何について問われているのか?」と一度頭の中で考えて解くようにする。そして解答し、答え合わせでその問題の系統や視点を確認する。そういう解き方を習慣にすることで、 選択肢に惑わされることが少なくなりました。

また私は参考書としてレビューブックを使用していたのですが、レビューブックの該当ページ数が書いてあり、すぐに調べられるところも良かったです。

さわ研の黒本の良かったところ

さわ研黒本の良かったところは

・問題数の多さ
・解説が別冊になっている

ということです。

問題集と解答集が分かれており、また問題も科目別に分かれているので、関連した問題をまとめて解くことが出来ます。苦手分野の問題を多く解きたい時にはとても良かったです。

私はクエスチョンバンクをメインに使用していたのですが、やはり苦手分野は同じ問題でも何回も間違えていました。そこで、

✓クエスチョンバンクの過去問題の中で、よく間違えたりした分野や苦手分野を把握
✓その分野が掲載されているさわ研の過去問題を解く(数が多いので)

という使い方をしていました。

消毒薬、内分泌、脳神経、母性などは苦手だったので、いろんな問題を解くためにさわ研の問題集で該当問題を探して使用しました。問題集と解答集がわかれているので、問題に集中することができますし、過去に出題されたその分野の問題を一気に解けるので傾向も分かりやすく、苦手分野の克服には役に立ちました。

おわりに

過去問題集にしても参考書にしても、自分に合うものを使用するのが大事です。

自分が使いやすいものであるかどうかが1番です。解説の分かりやすさを優先させるのか、問題の量が多いことを優先させるのか等をはっきりさせておけば、あとは実際に手に取って、内容を自分で見てみればいいかと思います。

自分の希望を全て満たすのはなかなか難しいと思うのですが、優先したいことをはっきりさせておくと、自分に合う過去問題集も探しやすく、看護師国試対策の勉強への取り組みもはかどるのではと思います。

よかったら参考にしてみてくださいね。

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