こんにちは、COCOです。以前に基礎看護学見学実習時の記録について書いたので、今回は基礎看護学実習の実習スクーリングについて書いていこうと思います。
基礎看護学実習スクーリングの日程と実際
スクーリングは3日間で行いました。
最初にグループが分けられ、話し合いや発表、また看護実践の振り返りなどがグループ単位で行われました。
具体的には、まず各グループで自分が見学してきた事例を発表しあいました。
その中で、事例検討する1事例を取り上げました。
また別の日になりますが、実際に実習室に行き、見学してきた看護行為を看護師役・患者役にわかれて実践しました。
実習先の看護師さんがどのようにやっていたのかを学生が再現し、
✓どういう根拠のもとに行われていたのか
✓その方法がその患者にとって最善だったのか
✓その判断のためにはどういうことが必要になるのか
など、意見を出し合ったり、指導を受けたりしました。
実践から考察していくといったグループワークでした。
看護行為の再現で見えてきたもの
久々の実習室に懐かしさを感じたり、今更~?って思いもありながら実践していったのですが、実際に一つ一つの行動を再現することで、「あ、そこまで根拠を考え看護行為をしていなかった」と気づくこともありました。
また、私はこの時に指導してもらったことを実際に臨床の現場で行っています。
「基本を振り返る」
言葉では簡単に言えますが、長年染みついたものを変えるのは大変です。
看護行為を再現するという少しインパクトのあることが必要だったのかと思ったりしています。(実際にすぐに臨床に取り入れることが出来ているので)
それにしても、久しぶりに物品を準備したり、看護師役・患者役などをしたりで、とても懐かしくてくすぐったい気持ちになったスクーリングだったことを覚えています。
基礎看護学実習の記録について
基礎看護学実習のスクーリング後に提出する記録は、自分自身の事例もしくはそのグループでの事例、どちらかで書いたと思います。(ちょっと忘れてしまっていますが)
とにかく何度も言われたのは、スクーリング終了日までに仕上げて、最終日に提出しなさいということでした。
最終日のスクーリング終了時間までに提出できなかった人は、あと少しという場合残って仕上げている人もいたようですが、どうしても無理な方は後日提出(郵送)と言われていました。
当時の基礎看護学実習スクーリングの担当先生は記録については「家に持ち帰ったところで、指導を受けられるわけではないので、出来る限り実習スクーリング内で完成させて、最終日に提出していきなさい」という感じでした。
(とにかく出したら合格だからと励ましてくれていました)
基礎看護学実習スクーリングのメンバーについて
1グループの人数は、各論実習スクーリングよりは少し多かったです。
(9名くらいになるグループもありましたが、それより少ないグループもありました)
最初の実習スクーリングなので、みんな探り合いといった様子は感じられました。
私のグループ内では、ものすごく積極的という人はいませんでしたが、非協力的な人というのもいませんでした。
私が在学中に基礎看護学の担当だった先生は、HPを見ると今はいないようですので、基礎看護学の実習スクーリングも変わっていると思います。
おわりに
この時の担当の先生が言っていた「根拠のない看護行為はない」という言葉は、今も心に残っています。
それだけでも、ここで学べてよかったと思っています。
よかったら参考にしてみてくださいね。
コメント