こんにちは。cocoです。
今回は看護師国家試験前の不安の3つ目、「前は解けた問題を間違える」ことについて、その対策なども紹介していこうと思います。
看護師国家試験前の不安➂ 前は解けた問題を間違える
これは過去問題を何度か解いていくうちに経験するのですが、前は解けていた問題を間違えてしまった時(特に最初の方)はショックが大きかったです。
(なぜ?なぜ?前は解けていたはずなのに…となります)
でも、ただただショックをうけるのではなく対策も必要です。
まず自分がどの程度理解しているかを確認しながら進めていきましょう。
工夫したこと:過去問を解くときは理解度がわかるようにする
これはどういうことかと言うと、過去問題を解くときに簡単に印をつけておきます。
私が実行したのは
〇:確実に解ける(他の選択肢の間違いも指摘できる)
△:迷ったけど正解(他の選択肢で分からないところがある)
✕:間違えた
この3つを問題につけていきました。
5段階に分ける方法もあります。
◎:確実に解ける(他の選択肢の間違いも正確にわかる)
〇:解ける(正解を選択できたが、他の選択肢の間違いは分からないところがある)
△:迷ったが正解した
▲:選択に迷い、間違えた
✕:正解が分からない
私は最初は5段階に分けようと思ってやっていましたが、途中から簡単な3段階の方法を取り入れました。
(理由は△と▲の区別が覚えられず、面倒になってきたからです。)
で、問題を解いていくと最初は〇なんてほとんどないわけです。
自信もないので、おのずと△が多くなります。
しかし、3回目くらいになると解答を覚えてしまうので、ほぼ〇になってきます。
そこで前は「解けた!」と思って〇にしていたのに、時間を置いて再度解いてみると間違えたということを経験します。
では、間違えた時にどうすればいいのか、対策の部分を紹介します。
対策:なぜ間違えたのかを分析する
そういう問題に遭遇した時、まずは冷静に「なぜ間違たのか」を分析しました。
「間違った」という事実は1つですが、その原因はたくさんあります。
✓勘違い
✓問題文の読み間違い
✓問題文の捉え方の間違い
✓理解できていなかった
✓前回はなんとなくわかっているつもりだった
✓間違えて暗記していた
✓選択する番号を間違えた
等、色々原因がわかってきます。
まずはなぜ間違えたのか、原因を冷静に分析してみます。
そうすればその問題を解く方法が分かるだけでなく、今後他の問題を解くときにも十分活用できます。
では、具体的にどうやって対策したのか、「問題文の捉え方の間違い」を例に挙げてみようと思います。
対策の具体例:問題の捉え方の間違いの場合
私は捉え間違いが良くありました。
さらっと問題を読んで勝手に「こういうことが問われている」と思い込み、選択して間違えてしまうのです。
(例:「間違っているのはどれか」なのに「正しい解答」を選択したとか)
よくよく問題を読むと「ああ、捉え方を間違えていた」と分かります。
その対策としては問題を読むときに意識して最後まで読み、間違いなのか正解なのか線を引いて強調させておきました。
解答を見る前に「線を引く」という行為が入るので、少し時間ができます。
「これは正解をとわれているのだな」「これは間違いを問われているのだな」と少しの時間に考えることができるのです。
また線を引いておけば、見直しの時でも何が問われているのかすぐに分かるので。見直しの時間が短縮されます。
今回は「問題の捉え方の間違い」だけを具体例で挙げましたが、他の間違いの原因についても同様に
✓間違えないようにするにはどういう方法がいいか
を考え、工夫していくことを繰り返していけば、対策案を立てることができると思います。
考え方の部分での対策:一度解けた問題を間違えたとき、最初は落ち込むが、実は「ラッキー」
一度解けた問題を間違えた時、「うわー、覚えられてない、理解できていない」と落ち込んでしまいがちです。
しかしこういう問題に遭遇した時ほど実はラッキーなのです。
それは、原因を分析して対策をとることができるからです。
また「看護師国家試験の当日ではなく、事前に間違いの原因に気づくことができてよかった!」と思うようにして、看護師国家試験対策の勉強を前向きに進めていく方が、勉強した内容も身につきやすいと思います。
そして「ヒトは忘れる生き物」そう認識しておくことです。そうすれば「一度覚えたり理解できていても忘れることもある」と思えますし、「じゃあどうすればいいか」と工夫しようと考えるようになります。
おわりに
看護師国家試験対策の勉強では、ちょっとしたことで不安になりやすいですが、やった分だけ自信につながります。
できるだけ前向きな気持ちで勉強に取り組めるよう応援しています。
よければ参考にしてみてくださいね。
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