こんにちは。cocoです。
さて今回は実習中の最大の難関…ではないですが、やや困難さが待ち受けるかもしれない在宅看護論実習とスクーリングについて書いていこうと思います。
在宅看護論実習は体力勝負・忍耐勝負・天候勝負の3勝負
在宅の実習は体力勝負・忍耐勝負であり、唯一実習中の天候が大きく影響する実習であると思っています。
天候が大きく影響する理由 それは移動があるから
天候が大きく影響する理由はもうみなさんお分かりの通りで、訪問看護師の方と一緒に各ご家庭を回り、見学させてもらう在宅看護論実習です。
1家庭滞在し、時間が来たら次のご家庭へと移動があるからです。
その移動も実習場所によって異なり、車移動もあれば自転車移動もあり、大雨は何としても避けたい気持ちがありました。
また移動手段ですが自転車が圧倒的に多く、最近は電動自転車を導入している訪問看護ステーションも多くありました。
私が実習したところも電動自転車を貸してもらえました。
(しかし学生には普通の自転車しか貸してもらえず、置いていかれないよう必死で漕いで筋肉痛になったというエピソードも聞きました。訪問看護師さんの自転車を漕ぐスピードは半端なく速いのです…)
色々なご家庭を見ていく中で感じる在宅看護論の重要性
実習では5件ほどのお宅を見学させてもらったと思います。
その中でも印象に残っているのが、一人暮らしされている高齢女性の方のお宅でした。
足の踏み場もないほどの、荷物に埋もれたお部屋のわずかなスペースで寝食されている様子で、合併症もたくさんお持ちの方でした。
足腰が弱くなり通院もままならなくなっていましたが、訪問看護師さんがくるのを楽しみにしている様子でした。
私が一緒に回らせていただいた訪問看護師さんは、バイタルサイン等の健康状態を確認したあとは、ただそばで手をとり、話を聞き「また来ますね」と言っていました。
部屋の散らかりを諭すことなく、対応していたことに私は少し驚きました。
その他にも、色々な家庭を見させていただくことで
✓その人の大事にしている価値、信念を最優先させること
✓患者さんの数だけ、また家庭の数だけ生き方の価値観、生活の価値観があること
✓価値観や信念を大事にしながらも、健康状態を守る
そういったことを私の指導担当になってくれた熱意のある訪問看護師さんから学びました。
病院で勤務しているだけでは見えてこなかった患者さんの生き方が見えて、実習できて本当に良かったと思います。
おわりに スクーリングは…
スクーリングは「ああ、このスクーリング良かったな」と思えるようなスクーリングになりました。
内容は、他のスクーリングと同じようにグループワークがあってみんなで話し合うスタイル+講義でした。
すみません、年齢ととに衰える記憶力のためこの程度になってしまいました…。
暑い時期の在宅看護論実習は大変ですが、いい学びがあるよう応援しています。
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